予算100万以下で世界一周したので、その方法について準備から費用を抑えるコツまで丁寧に解説。
※時期により変動があるので、要注意。
世界一周する際の荷物について
とにかく軽くすることが重要。
必須なものと個人的にあった方が良いものは下記の通り。
カメラは高性能なものが良いが、スマホのみでも問題はない。
変圧器は機器が心配な方は持っていくこと(ドライヤーは特に壊れやすい)。

荷造りの際のポイント
・便利グッズに目を引かれがちになるが、荷物は最小限にする。
・盗難予防として『ひも付きポシェット』の中に貴重品を入れ、首からかけてそのまま服に入れ込むと安全(バックパックの中に入れると、切られて取られる恐れがある)
・持病がなくても風邪薬や痛み止め、正露丸を持っていくと良い(現地の薬が合わない可能性あるため)また、医者から貰った薬は持って行っても良いものか要確認。
・シャンプーとリンスはペットボトルに入れると便利
カードを盗まれた場合、警察よりまずカード会社に連絡すること。
パスポートはコピーを何枚か持ち歩くと、取られた場合に再発行しやすい。

全部の荷物の写真。最終的に7キロほどで十分だった。

日本は物価の安い国ではないので困ったら現地で購入すれば良い。
また、百円ショップのような店も世界各国にあるので要チェック。

重要!ビザについて

渡航前に必ずチェックするビザ情報
・入国前に申請が必要か
・現地についてビザが発行され、そのまま入国可能か
・日本人はビザが不要か
上記3点は入国前に必ずチェックすること
また、滞在可能日数も要チェック。5日しか滞在不可な国(トルクメニスタン)もある。
ビザ発行の際、女性は髪を隠して写真を撮らなければいけない等、指定についても確認すること。
※ビザ情報は変わりやすいので、最新情報を必ずチェック

世界一周する際、交通費を安くする方法
交通機関別に安くする方法を紹介
Skyscannerは日程を打ち込むと、すぐに最安値の航空券情報が出てくるのでオススメ。
インターネット回線とクレジットカードさえあれば、どこからでも予約が可能。イランからでも予約が取れた。
例えばヨーロッパへ日本から行く際、ドバイに一旦寄って、乗り換えると安く済む場合がある。
イランからタイに行く場合は、ドバイを挟むと3万円ほど安くなった。
ドバイは格安航空が、かなり飛んでいるのでオススメ。
またネットの乗り換え情報のみだけでは表示されない場合もあるので、他の旅人から情報を仕入れ、それぞれのルートで調べることもオススメ。
※時期により変動があるので注意。

物価の高いヨーロッパを周る場合
Eurolinesバスがオススメ。
飛行機と違い、中心街に停車するので、移動が便利。
『一か月・二週間乗り放題チケット』や『シニア・学生・25歳以下割引』もあり、情報は良く変わるので購入前に要チェック。
料金は時期によって変動し、観光シーズンである夏季が高い。

長距離バスに乗る際の注意点
盗難対策には万全にすること。
大きな荷物を預かってくれる場合は、中に重要なものは入れないように注意。

バス内は冷房が強く、薄い毛布だけでは風邪を引くこともあるので、寝袋が便利。
包まれているという安心感も与えてくれる。

移動手段としてバスが一番安いと思われがちだが、電車が安い場合もある。
また、国によっては無料電車が通っている事もあるので抑えておく。
ヨーロッパを電車で周りたい場合、Eurailパスがおすすめ。期間限定の乗り放題パスなので気兼ねなく乗り降りできる。

宿代を安くする方法
CouchSurfingというサイトを利用すると、無料でホームステイが可能。
日本での認知度は低いが、ヨーロッパや北米では広まっている。
このサイトで渡航日とメッセージを打ち込むと、現地の人が無料で家に宿泊して良いと返事をくれる(ない場合もあり)無料異国交流サイト。
私は台湾でこのサイトを使って、3歳のお子さんがいるファミリーの家に泊まった。
※相手のプロフィール欄や口コミがあるので、必ずチェックすること。

とにかく物価が高いヨーロッパは
・エクスペディア
・ホテルズドットコム
・ブッキングドットコム
上記の3サイトを多用した。

西ヨーロッパや北欧は物価が高く、観光地として人気が高い為、早い段階で宿を予約した方が良い。
ハイシーズン(夏休み、クリスマス、正月…)は、どこも予約が埋まっていて、高い宿しか空いていない場合が多い。

中東・東ヨーロッパは現地で探した方が安い場合が多かった。
宿のオーナーがネットが使えず、穴場のような宿も多くある。

東南アジアも現地で探した場合の方が安い場合が多いが、大都市や観光地は予約を取った方が良い。
※とにかく安くする方法として紹介しているが、どの国も安全面を考慮するのであれば、事前予約の方が良い。
また、現地で重い荷物を持って探す行為は、かなり面倒。
宿に向かう際、タクシーに乗る時の注意点
「このホテルに行きたい」
と、自分で調べたホテルを伝えると
「oh….そこは良くよ!このホテルが良いよ」
と、別のホテルを案内される場合があるが、運転手に紹介料が手に入る仕組みになっている場合が多いので注意。

世界一周をする際、ガイドブックは必要?
私はガイドブックは一冊も持っていかなかった。
都市部、特にヨーロッパはインフォメーションセンターへ行くと、地図をもらえるところが多い。
地図にオススメの観光地や美味しい食べ物屋などを現地の人に書き込んでもらうと、日本人が知らない店に行ける可能性も高い。
インフォメーションセンターは、街中や空港にもある。
アジアや中東は、インフォメーションセンターがないところが多い。そんな時はホテルのフロントの人にオススメの場所を尋ねた。
とはいえ、ガイドブックはあると便利。
本を持ち歩くと重くなるので、PCにデータを入れる人を多く見かけた。また、ホテルにガイドブックが置いている事もある。
お勧めのガイドブック
●地球の歩き方…日本人バックパッカーで、ほぼ知らない人はいないほど有名。現地の伝統的な食べ物や注意点など、かなり詳しく載っている。
●ロンリープラネット…基本英語で書かれているが、地球の歩き方より、膨大な最新情報が載っている。日本人以外はこれを持参している人を多く見かけた。

旅の途中で心が折れそうになった時

旅をしていると、辛くなる時がある。自分で考えて行動を起こさないといけないからだ。誰からの指示もない自由な生活は楽そうに思えるが、大変なことも多い。
温かいお茶でも飲んで安らぎたいが、その温かいお茶ですらない場合が多い。
私は下記の方法で乗り越えた。
1.音楽を聞く
2.友達を作る(宿で作ることが大半だった。特に日本人は日本人を探している人が多い。交流場所はキッチンや相部屋、リビングなど)
3.冒険している人が主人公の小説や漫画を読む
眠れない場合は、YouTubeでひたすら安らぐ音を聞いていた。
異国の地で全く理解できない言語に囲まれると緊張するが、そんな時に母国語を聞くと安心する。

まとめ
荷物を少なくし、重要な情報(ビザ関係など)は最新情報をチェックすること。
観光方法は現地で聞いても良いし、事前に調べてプランを作っても自由。
また、現地での平均料金(特にタクシー)を事前に調べておく(ぼられる可能性あり)。
コメント